心と身体 星のめぐり 命のめぐり

寿のこと 

セッションをする寿のこと

はじめまして、カタリストの寿です。
職業名のカタリストは catalyst / 触媒

触媒は、動きや変化のきっかけとなり、変化の速度を速めるもののことです。

仕事を始めてからずっと職業名のことを考えてきました。
職業は何かを聞かれた時に、言葉に迷うことばかりでした。

セラピスト.ヒーラー.スピリチュアルカウンセラー.占い師..
似たようなことはしていても、どれも違和感がありました。

数年前、ふと目にとまった言葉が「カタリスト」
「触媒」としての作用に、自分のやってきたことが着地できたように感じて
その頃から職業欄にはカタリストと記載してきました。

そのうちに、 『カタリストは “語る人”ということですよね』
『星を語るのですね』などと言われるようになりました。
触媒の意味とはズレるのですが、それはそれで違和感なくハラにおちてきます。

“着地できた”ように感じたのは あんがいあっていたんだな、
名前を付けるというのは こういうことなんだな、などと思う今日この頃です。

どうぞ よろしく おつきあいください。


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セッションのツール

お話をすること.対話を基本にして、必要に応じて下記のツールを併用します。

占星術 . エネルギーリーディング . レイキ . アロマセラピー
ソウルメイトカード . ルーン . ボディーワーク

詳細は 「セッション」ページをご覧ください

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ライフワークとして探究していること

——— 人のグリーフワークと 星のめぐり(占星術)について

グリーフは「強い悲嘆」のことです。
グリーフに向き合うプロセスをグリーフワークとよびます。

グリーフ/強い悲嘆は主に「喪失の体験」によって起こると考えられています。
近年、グリーフ . グリーフワーク . グリーフケアという言葉を使う場合には
「死別の体験」による悲嘆や そのケアを指す事が多いです。

私は 少し範囲を広げ、人生で経験する様々なグリーフをテーマとしています。
死別だけにとどまらない 大切な人との別離、
仕事や役割 . 夢や希望 . 目標 . 収入 . 居場所.故郷や大切な想い出の喪失
加齢による若さの喪失や 閉経.疾病による身体感覚の変化

また”命の源から離れ地上に一人降り立つ”という根源的な分離による悲嘆も。


何かを失うことは、人生という物語の舞台や登場人物が消えてしまうことです。

今まで あたりまえだった物事がそうでなくなる、
今まで生きてきた道を 書き換えざるをえない体験。
周りに そう見せなくても、本人は “今までの自分”が死んでしまったかのような
耐え難い痛みを感じていることが多々あります。

ですから個人のグリーフワークには、喪失を体験した人が 人生を歩み続ける、
再誕生.再構築、回復のプロセスと考える事もできるでしょう。

回復の時期には ゆらがない軸や さまざまな支えが必要になります。
生活面の再構築には、住居.経済.地域社会など具体的な支えや安定が重要になります。
心の回復には生活の安心と併せて、目にみえない部分.精神面の支えも必要です。
死別の悲嘆の場合、心の回復には宗教(者)や宗教儀式がガイドや支えになる場合が多いです。
これは、故人や過去の体験といったものと向き合う時に、
より恒久的,普遍的な ぶれない軸を必要とするからではないかと考えています。

私自身の場合は、星のめぐり(占星術)が
バラバラになった人生の欠片を手繰り寄せ
新たに紡ぎ直す助けになりました。

中年期のクライシスとよばれる30代半ばから
40代に訪れる変革期の、度重る喪失の体験
深い悲嘆から立ち戻る支えになりました。

占星術のセッションや勉強会を始めてからは、
様々な人が、自分と共にある星々に意識を向けることで 生きる力をえるのを目にしました。
過去に覆い隠した悲嘆に気付き、理解し、古いくびきを解いて新しい地図を手にする瞬間に
立ち会わせていただくことも ありました。
自分が抱えているものと向き合う姿には 苦しみだけでなく尊い愛と喜びを感じます。
抱えたものが どのようなものであっても。

星々は天をめぐり 異なるめぐりが出会い 結ばれ 離れ そしてまた 出会い、めぐり続けます。
願いを叶えてくれるわけでもないし、人生を変えてくれるわけでもありません。
それでも星のめぐりを知り 意識することは、人生を理解し納得する助けになります。

星のめぐりを観察し、時を知り、大地や人との共鳴を考察することから始まった占星術は
使い手によって予見のためのツールにも、熟考のためのツールにもなります。
人生と星のめぐりを重ね合わせた時に、天の采配としかいえないようなを現れを目にして
命や自然への畏敬の念を新たにすることも 珍しくありません。

私は、そのような星のめぐりの性質や様々な体験から、
占星術をグリーフワークのツールとして考察することをライフワークとしています。


長々と占星術とグリーフワークについて 書いてきましたが、その中でも
“命の源から離れ地上へ一人降り立つという根源的な分離の悲嘆”をテーマに
占星術を学び 探究し続けています。

占星術の基本は、全ての天球.全ての天体をまんべんなく考察するのですが、
過去と未来・物質と精神に橋をかけるえ働きをする小惑星キロン(カイロン)と
土星以遠の天体や太陽系外の恒星に強く魅かれています。

自分が土星期(56歳~)に入ったせいもあると思うのですが
『私の人生は間違っていないか。魂の目的とあってるか』
『天命や、お役目が、他にあるのではないか』
『 死んだら どこへ還るのだろう』
というような ご相談が多くなりました。

明快な答えはないような相談ですが、出生図をみながらお話しているうちに
ご自分なりに答えをみつけ、納得されるようです。
『この歳だからこそ占星術を学びたい。』
『もっと星の話を聞いていたい。』
そういう声を聞くと なんだか とてもうれしいです。

新しいwebサイトでは、学んだこと 探究していることを書いていく予定です。

二度目のサタンリターンは、自分の基盤の再構築の時期。
きっと、まだまだ、言葉の試行錯誤は続きます。
この場でどんな言葉を紡げるかなぁ
実験開始

           2019.9
          

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